将来の教育資金

途中で解約できる?

学資保険はもちろん途中で解約することができます。
しかし、途中解約をするとほとんどの場合ではそれまでに払い込んだ保険料の合計金額よりも戻ってくる金額の方が少なくなってしまいます。
そのため、できることなら学資保険は満期まで解約せずに継続したいものです。

そのためには、本当に必要な保障であるかどうかや、家計に無理の無いプランになっているかどうかということを考えることが大切になってきます。
教育費はとても大切なものですし、たくさん用意しておけばしておくほど良いと言えますが、そのために学資保険の支払いが家計を圧迫してしまうというようでは大変です。

例えば児童手当をうまく利用するなどして、家計を圧迫しない無理の無い範囲で支払いをしていけるような学資保険のプランを担当者に作ってもらうということが大切になってきます。
保険会社のホームページの中には、個人情報などを入力しなくても簡単に保険料のシミュレーションができるページを用意しているところがあります。
そうした中には、満期保険金や保障内容から保険料を導き出すというものもありますが、中には支払い可能な保険料を入力するとそれに合わせたプランをいくつか提示してくれるというものもあります。
今現在の経済状況に合わせた学資保険がどのようなものなのかが簡単に分かるので、利用してみると良いでしょう。

また、すぐに解約してしまうのではなくて、保険会社の規定として例えば契約者貸付制度などがないかどうかも確認してみると良いでしょう。
契約者貸付制度というのは、満期保険金の規定の範囲内で貸付をしてもらえるという制度です。
利用には別途規定がありますので、きちんと確認しなければいけません。

更には、それまでに払い済みの保険料の金額に合わせた満期保険金が受け取れるように変更ができるという保険会社もあります。
もしも経済状況が厳しい状態になってしまったとしても、すぐに解約を検討するのではなくて、そうした制度を確認してみましょう。