将来の教育資金

満期までの総支払額は?

学資保険の満期までの支払い総額は、契約の内容によって変わってきます。
といいますのも、学資保険の保険料はそれぞれの希望するプランによって決まってくるからです。
となると、当然同じ保険会社の学資保険を契約したとしても、支払う保険料には違いが出てくるというわけです。

満期までの支払い総額は、満期保険金の金額が多くなればなるほど増えていきます。
ですから、よりたくさんの資金を学資保険で用意したいということになれば、それだけ支払い総額は増えていきます。

また、保険会社によって返戻率が違いますから、受け取れる満期保険金が同額であったとしても、支払う保険料には違いがあります。
同じ300万円を満期保険金として受け取る学資保険であったとしても、万一の保障に重点を置いたタイプの場合には、支払い総額は300万円以上になる商品もあります。
教育資金を貯めるという点からすればマイナスになってしまいますが、その分保障が充実しているので、より良い保障が欲しいという場合にはこうした保険も良いでしょう。

一方、貯蓄重視のタイプの場合には、300万円の満期保険金を受け取るのに、300万円よりも少ない支払い総額になるタイプのものがあります。
こうした学資保険の場合には、保障がそこまで手厚くない分保険料が抑えられていると考えられます。
保障はそこまでいらないという場合には、こうしたタイプを選ぶと良いでしょう。

保険会社によっては、収益によって配当金があるようなタイプの学資保険を用意しているところもあります。
配当金は収益があがればより多くもらえますし、逆の場合にはゼロということもあります。
一般的には配当金のある学資保険の方が同内容の学資保険の場合には保険料が高くなっています。

このように、学資保険の支払い総額は保険のプランによって違ってきます。
保険会社のホームページを見てみると、保険料の計算ができるようになっていますので、利用してみると良いでしょう。