将来の教育資金

生まれた後じゃないと加入できない?

学資保険は子供の教育費のために利用する保険ですから、当然被保険者となる子供がいなければ加入することはできません。
しかし、だからといって子供が産まれてからでなければ加入できないというものでもありません。
もしも妊娠の経過が順調であれば、出産の140日前から加入できるタイプの学資保険もあります。

学資保険はそんなに急がなければいけないものなのかな?と感じてしまう方もいるかもしれませんが、出産前に学資保険に加入しておくことにもメリットがあります。

まず第一のメリットは契約者の保障が始まるということです。
これはどういうことかというと、つまり万一妊娠中に学資保険の契約者(例えば父親)が亡くなってしまった場合には、保障が開始していますので、以降の保険料の支払いが無かったとしても満期保険金は予定通り受け取れるということです。
他にも保障が充実しているタイプの学資保険の場合には、死亡保障がある場合もありますし、子供の教育費についても育英年金が出るようなタイプのものもあります。

第二のメリットとしては、妊娠中の比較的時間に余裕のある間に全ての手続きをすませることができる、ということがあげられます。

出産後は思いのほか時間がなくなってしまうものです。
特に最初の3ヶ月間は赤ちゃんの睡眠のリズムがまだできていないので、お母さんもそれに合わせてなかなかたくさんは眠れなくなってしまいます。
その他にもやらなければいけないことが山のようにありますので、どうしても学資保険の検討や手続きといったことは後回しになってしまいがちなのです。
そのため、まだ時間に余裕のある妊娠中に全てをすませておいた方がラクに学資保険に加入できます。

もしもお産が死産になってしまった場合には、それまでに支払った保険料は返金してもらえますので、その点も安心です。

学資保険は実は妊娠中からも契約ができるタイプのものがたくさんあります。
ですから、早め早めに検討して契約していくと良いのではないでしょうか。